ワーキングファザーのブログ

親父が思いついた個人的な妄想を適当に書きます。

適応力の違い?

年齢の違う子供たちが同時に入門したとき、高学年の子供たちがより早く上達していくのをよく見る。違いは何だろうと思って見たとき、適応力の差なのかなと思うことがある。

 

子供のころやっていた習い事で、後から入ってきた大人がどんどん自分を追い抜いて高い級を取るのをズルいと思っていた。大人特権で上の級を与えられているんだと思っていた。大人の立場で同じ現象を見ていて、記憶力、集中力、注意力の差を強く感じる。大人なら先生が教えた動きを高い精度でトレースできるし、注意力が高いので、わからない所を事細かに聞くこともできる。つまり、教えられた時に得られるものの量が全く違うのだ。

 

子供同士でも同じようなことが起きているのではないかと予想する。子供にさせている習い事では昇格テストの日でも教えて、練習して、テストするのだが、高学年の子は練習で指摘されたところをサクッと本番で訂正してくるという現象を見る。低学年の子は指摘されたところでも同じ間違いをしたりする。もちろん、上の級になるとそれが高度になるので練習中に修正できなくなってくるのだが、たぶんそれによって一定のところまで高学年の子たちは難なく昇格していくという現象が起きる。

 

まあ、子供に今できないことがあったとしても、適応力が伸びてこればそれは些細な問題となるんだろうな。